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園からのお便り

茶道で育つ心~4歳児クラス~

今年度から茶道の時間がある4歳児のぱんだ組。
さあ、5月は2回目です。どんな雰囲気でしょうか。

少し照明を落とした保育室、風が通り、静かな空間。
畳も敷かれて、いつもの保育室とは少し違います。
ちょっと緊張した顔つきの子どもたち。

講師のあみ先生のお話を聞いて、1つ1つ作法を学びます。
まず一礼。縁を踏まずに、しずしず歩きます。

子どもであっても、所作や立ち居振る舞いを大切にしています。

さあ、今日の絵は何かな?

今日は「釣りをしている絵」です。“すげがさ”という帽子の名前を覚えました。

まずは和菓子から。懐紙の上にお菓子を乗せて。食べる時も落ちないように気を付けます。

今日は「茶せん」を使って、お抹茶を初めて点てました。

味はどうかな?

「飲めるよ」と自慢げな表情の子、眉間にしわを寄せながらも「おいしいよ」と言う子、「おいしくて、たまらない」というコメントもありました。

ほどよい緊張感がある時間。

正座をするのは少し大変ですが、要所要所で姿勢もピンと意識することが出来ていました。

こうした落ち着いた時間が、とても貴重で意味のあるものだと感じます。

思いやりや感謝の気持ち、集中力や我慢強さなど、心が育つ茶道の時間。
これから毎月茶道に触れて、子どもの心が育っていくことが楽しみです。

 

 

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