保育カリキュラムの共同研究:音楽のワークショップ「 音遊び・和の音楽」
♪♪聖心女子大学教授 今川恭子先生との「保育カリキュラム共同研究 」♪♪
2021年度、ベリーベアー練馬分園の第1回目のワークショップです。
きりん組の子ども達はワクワクドキドキしながら今日を楽しみにしていました。
子ども達の前に現れたステキなお着物姿のお二人を見て、更に興味深々。どんな音を出会うのかな?
小川実加子(協力・指導/囃子演奏家)
藤田和也 (協力・指導/国指定重要無形文化財 江戸里神楽 若山社中・歌舞伎囃子 笛方)
「夏と言えば?」と問いかけると
”夏祭り~!!”と答える子ども達。
「夏祭りと言えば?」と問いかけると
”かき氷” ”焼きそば” ”わたあめ” 食べ物がたくさん出てきました。
「夏祭りってどんな音がしているかな?」と問いかけると
”太鼓~♪”と答える子ども達。
目の前に「太鼓」が登場しました。
日本に昔からある太鼓、この大きな丸は「牛の皮」
真ん中の小さい丸は「鹿の皮」で出来ていることを教えてもらいました。
そして、この真ん中の小さい丸を狙って打つ♪トントン♪
太鼓の音が響きました。
「太鼓と一緒に聞こえてくるのは?」
”笛~♪”と子ども達。
「これは篠笛、篠竹から出来ているんだよ」
昔から、太鼓や笛は口で伝承をしてきました。
太鼓を響かせる打ち方を「てんてん」と言います。
こすりつける音は「つくつ」と言います。
子ども達は、太鼓の音に合わせて「てんてんつくつ」と
口でリズムを表現します。口唱歌です。
夏祭りに向けて、お神輿や太鼓に興味を持った子ども達。
お神輿チームと太鼓チームに分かれます。
「わっしょい!わっしょい」とお神輿を担ぐポーズ
「てんてんつくつく」と太鼓の音をひざで鳴らして
あっという間に、ホールが夏祭りの会場に大変身。
賑やかで楽しい時間が流れました。
昨年度、まだパンダ組だった時に、きりん組さんのワークショップをしっかり聞いていた子ども達。
「きりん組さんがやってたよね~」と教えてくれました。
自分達がきりん組になったという誇らしさも感じることができた瞬間です。
8月の盆踊り大会までに子ども達どんな風には新しい音を探すのでしょうか?
手作りの太鼓やお神輿作りの声も聞こえてきました。
とっても楽しみです。