「食べること」の大切さ
たくさん食べる子。あんまり食べない子。
おやつが大好きな子。
十人十色だけど、やっぱり「食べる」って
とっても楽しくって、幸せなこと!
ベリーベアーは”食育=食事・クッキング”
ではなく「食」に関わる全てのことを
「食育」と捉え、
保育士・栄養士・調理師が
連携し子どもたちの健康と食選力の育成に
全力で取り組んでいます。
- ”給食”毎日の
- 「食べる」がたいせつ
たくさん食べる子。あんまり食べない子。
おやつが大好きな子。
十人十色だけど、やっぱり「食べる」って
とっても楽しくって、幸せなこと!
ベリーベアーは”食育=食事・クッキング”
ではなく「食」に関わる全てのことを
「食育」と捉え、
保育士・栄養士・調理師が
連携し子どもたちの健康と食選力の育成に
全力で取り組んでいます。
今日はずんだロールをつくることになりました。
まずは材料となる枝豆をみんなで観察します。
青々しくふっくらした房がたくさんぶら下がってるね。
ひとつひとつ丁寧に枝豆を取り出してミキサーにかけます。
お部屋いっぱいに枝豆のあまい匂いが広がります。
枝豆はどろっとしたずんだのペーストになったよ。
生地作り。 ちょっと硬いから一生懸命、力を込めてまぜます。
混ぜた生地を今度はこねこね。
みんなで力を合わせてつくります。
ずんだペーストを塗って、あとは焼き上げるだけ。
枝豆は大豆になるんだって。
みどり色の枝豆が、節分の豆になるなんて!
子ども達はオオカミが、どんどんこぶたの家を壊していく展開にドキドキはらはら。
「3匹のこぶた」に興味津々の子ども達の様子を聞いていた調理の先生。お誕生会に、季節の食材を使った、"3匹のこぶたのケーキ"を作りました。
梨のゼリーの上に、米粉のこぶたクッキーを乗せた2つの食感が楽しいケーキです。
子ども達は絵本から、こぶたが飛び出てきたようで大喜びでした。
星野先生
子どもたちが50年60年後でも健康であるためには、乳幼児期の「食」との関わりはとても重要です。
私は「食へのこだわり」は「命へのこだわり」と考えているのでまずは毎日の食が肝要です。
1日の中の1回の食事で子どもたちを応援する気持ちで献立や食育計画は綿密に考え実施しています。
例えば、子どもたちが本能で感じとれる味にするために少し薄味にしたり、
昔ながらの食体験をしてもらうために伝統料理や郷土料理も取り入れてもいます。
また、「保育と食の体験がセット」であることや「全てのつながり」も大切にしています。
そのため子どもたちの好きな絵本に関連させた献立を作ったり、
献立に出てきたものをクッキングにつなげたり、枝豆が大豆になるつながりであったり、と
「食」が押し付けにならないよう、子どもたちの興味に関連させていくためにも、
子どもをみてくれている保育士の先生からのアイデアや意見を食に生かす工夫をしています。
子どもたちが生涯にわたって、きちんと自分に必要な食べ物を選び、適切な順番や量の判断ができ、
自分で健やかな体を作っていくことができる「食選力」を身につけさせてあげられるように
日々真摯に取り組んでいます。
「食育」とは単に夏になったらアイスクリームのクッキングをするとか、食べ方の作法ということではなく
食に関わる全てと捉えているので食育計画はかなり多角的に練っています。
例えば、最初からスプーン食べを教えるのではなく「クレヨンでなぐり描きすること」と
「手づかみ食べ」は連動していることを前提に、まずは「手づかみ食べ」を実践し、
その中でスプーンを握る力がつき、自分で一口量がわかるようになるので、
その次に初めてスプーンの使い方を教える、といったように、
子どもの成長そのものを「食育」と捉えて取り組んでいます。
また、食感の楽しさや固定概念に縛られない食体験も重要だと感じています。
例えばケーキは一般的に”ふわふわ”してると思うんですけど、季節やテーマによっては
”とっても柔らかい””すごく硬い””サクサクしている”お誕生日ケーキを提供し新しい発見や体験を
子どもたちができるように努めています。
年々アレルギーのお子様が増えていますが、みんなで同じものを楽しく食べられるよう
お誕生日ケーキは、卵や乳製品を使用しないものや、旬の食材で甘味を出したり、
保育園でしか食べられないようなケーキを提供できるよう心がけています。
ライブキッチンになっている園では、子どもたちが調理をしている姿を見る事ができ、「ごはん」は
勝手に出てくるわけじゃなく、作っている人がいるから食べられる、という事を実感できること、
その事を通して、子どもからも「美味しかったよ」「苦手なおかずが食べれるようになったよ」
といった反応がもらえることなど、食を通したコミュニケーションを取ることも大切な事だと思います。
羽賀先生