保育カリキュラムの共同研究:音楽のワークショップ「 音遊び・和の音楽」
♪♪聖心女子大学教授 今川恭子先生との「保育カリキュラム共同研究 」♪♪
6月は「三番叟」のワークショップを体験したきりん組の子ども達。今日はどんな♪音♪に出会うのでしょうか?
小川実加子(協力・指導/囃子演奏家)
藤田和也 (協力・指導/国指定重要無形文化財 江戸里神楽 若山社中・歌舞伎囃子 笛方)
「夏と言えば?」 ”プール、水遊び”と答える子ども達。
「夏のイベントは?」 ”夏祭り~!”
「夏祭りってどんな音がしているかな?」
”ドンドン、ドンドン” ”ピーピー”
目の前にたくさんの「太鼓」が登場しました。
♪トントン♪
太鼓に合わせて笛の音も重なり、あっという間にお祭りの雰囲気に変身。
昔から、太鼓や笛は口で伝承をしてきました。
太鼓を響かせる打ち方を「てんてん」と言います。
こすりつける音は「つくつ」と言います。
子ども達は、太鼓の音に合わせて「てんてんつくつ」と
口でリズムを表現します。口唱歌です。
今日は特別に、いろいろな形、サイズが異なる和太鼓を見せてくださいました。
高い音や低い音、お腹に響くような音の違いに子ども達は興味津々です。
おもしろい形の太鼓がありました。
”フライパンみたい”
お寺でお経と共に鳴らす太鼓です。
8月の夏祭りに向けて、自分たちでオリジナルの太鼓を作ろう!
と決まりました。
お神輿も作りたい!の声も。
耳を澄ますと、季節を感じることができる音が聞こえてきます。
梅雨の今なら、雨の音、かみなりの音
梅雨が開けると、夏の日差しや風に変わり、セミの鳴く音も重なります。
子ども達がイメージする音は、楽しい思い出と共に重なって聞こえるのではないでしょうか・・・