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園からのお便り

7月の茶道(きりん組)🍵

深川冬木園では、毎月、茶道のカリキュラムを行っています。
講師の先生から、茶道のカリキュラム後にメッセージをいただきましたので、ご紹介します。

🌸メッセージ
今月は一組さんと二組さんで二週間空きましたので、お軸が前半→朝顔・後半→花火でした。
深川冬木園には唯一床の間があり、今月より床の間拝見の際に、一礼⇒賞翫⇒一礼してからお席に着くことを行いました。
園の床の間は、床框の無い踏込床ですので、どうしても座る時に入ってみたくなってしまうのですね。
初めに「この板のところには入らずに、手前の畳に座りましょう」
と伝えると、それをちゃんと聞いていたお友達は私が床の間に居らずとも、
次々と後から拝見をするお友達みんなに「ここはね、入らないんだよ、もう一回ペコリだよ、こうするんだよー」
と丁寧に全員に教えてあげていて、私が別の場所で違うことをしていても全員バッチリ出来ました(*^^*)頼もしいです!
お抹茶試飲会を行いました。
みんな微かな薫りの違いや色、味の違いにも気付きました。
結果、「どっちも美味しかった!」とグビグビ完飲!
中には二つのをお茶を混ぜて試飲していた粋な子もいました。
好きな味に調節しようとする子どもの興味、探求心がとても素敵でした。
☆茶道の知識☆
※茶室に於ける床の間▶自分の所持している一番優れた茶道具により床の間の「格」(真・行・草)が決まる
※床框(とこかまち・とこがまち)▶床の間部分の床が一段高くなっているところ、またその手前にある化粧材
※踏込床(ふみこみどこ)▶和室の畳の高さと同じになり、地板が張ってある床の仕様。

【講師のご紹介】
阿部亜美先生
・茶道
宗徧流不審庵
鎌倉宗家直門紅月会在籍、正教授職
・書道
蒼墨書道会、準師範

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