9月の茶道(きりん組)🍵
深川冬木園では、毎月、茶道のカリキュラムを行っています。
講師の先生から、茶道のカリキュラム後にメッセージをいただきましたので、ご紹介します。
🌸メッセージ
九月は月にお舟と釣り人の「万古(ばんこ)の秋」、「菊」の色紙でした。
なかなか実物の菊の花を見たことが無いようで、「か・き・く・け・こ、の中の2文字のお花だよ!」とヒントを与えるも、
殆どが「かき!」止まりで、「きく」には辿りつけませんでしたが、閃いたことを元気に発言する姿がとても可愛いかったです!
九月はお月様が綺麗な季節…菓子器に月と見立てて丸いお煎餅、萩を表した甘納豆。
ツルツル滑るお煎餅と、小さな甘納豆を7粒、全員が同じようにチャレンジしました!
ツルツル滑るお煎餅は、お箸を横から、上から、色んな角度から挟んでみます。
そして甘納豆は、お箸を「上から挟む」限定で、電柱のように真っ直ぐお箸を立てて、先端を揃えることを意識しながら、
時間をかけて一粒一粒丁寧に掴む練習をしました。
あっという間に七粒掴めたお友達と、
なかなか上手くいかずにだんだん焦ってくるお友達…「ゆっくりでいいから、一粒ずつ丁寧にいってみよう!」という声がけに、
待っているお友達や周りのお友達から「出来るよ!」「頑張れ!」という応援が!
誰一人として焦らせることなく、責めることなく、お友達を応援する優しい気持ちの表れにウルウルです☆
いつもお稽古が終わった後には、次のグループさんに「お待たせいたしました」の
ご挨拶をするように伝えているのですが、元気な声での流暢なるご挨拶に成長を感じます。
最後のグループさんは「只今戻りました(帰りました)」のご挨拶があります。
ちょっとした一言が人の心を温かくするような気がいたします。
【講師のご紹介】
阿部亜美先生
・茶道
宗徧流不審庵
鎌倉宗家直門紅月会在籍、正教授職
・書道
蒼墨書道会、準師範