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園からのお便り

7月の茶道(ぱんだ組・きりん組)🍵

鷺沼Annex園では、毎月、茶道のカリキュラムを行っています。
講師の先生から、茶道のカリキュラム後にメッセージをいただきましたので、ご紹介します。

🌸メッセージ

【きりん組さん】
いつもお席入の時は二人一緒に入ります。
片方のお友達が床の間拝見を忘れそうになっても、もう一人が「こっちだよ」と教えてくれたり、
「もう少しこっちだよ」と座る位置も教えあってくれます。
1ヶ月見ぬ間にみんな一回り大きくなったように感じました。
きりん組さんは本日もお菓子の取り方はお箸を使って行いました。
今回は二種類のお菓子、形状が違いますので
 ①真上から掴む(こはく糖)
 ②真横から掴む(梅海苔巻煎餅)
と、アプローチを変えての挑戦です。
なかなか真上から真っ直ぐ取るということが難しかったようですが、
お箸の微妙な角度や持つ位置など、色々なパターンを試しながら絶対に諦めません!
ツルツル滑り難しいところもありましたが、みんな無事に取ることが出来ました。
土瓶でお湯を入れる際にも誰もお茶やお湯をこぼさずに、補助無しで上手に入れることができ、
茶筅のシャカシャカもツブツブが無くなるまでよく見ながら、美味しく点てることが出来ました。
お稽古終わりに畳を片付ける時も「一緒にやろう!」とみんなで協力しながら運ぶことが出来ました☆

【ぱんだ組さん】
ぱんだ組さんは床の間拝見の際は一礼無しでそのまま絵を見てもらいます。
絵を集中して見ており、何色の絵の具が使われているのか、ひとつひとつ注意深く見ていました。
現代ではなかなか見ることのない木製の橋も知っていました。
今月より懐紙は事前に折ってあるものではなく女性用懐紙を半分にちぎったものをそのまま配りました。
折り紙の得意な子どもたち、「ここの角と角を合わせて、ツルツルが外側になるように半分に折ってアイロンをかけます」の説明で、
みんなキレイに折ることが出来ました!
(※懐紙は男性用、女性用があり、大きさが異なります。園では女性用懐紙をそのままの大きさで使わず半分にちぎり、更に半分に折った小さなものを使っております。)
こちらのぱんだ組さんはお箸が使えるのできりん組さんと同じくお箸の練習です!
取り方は自由、どんな向きでもいいから取ってみよう!ということで、みんな自分なりの取り方で左手も使ってみたり、
掻き集めてみたり、お菓子の向きを変えてみたり、沢山考えながら取ることが出来ました。
お菓子を掴んだまま空中でストップすることが出来たお友だちもいましたよ!
そして梅海苔巻煎餅の個包装にはこちらも大苦戦!
半ば諦めるお友達も居ましたが、励ましながら一人一人最後まで自分で開けられるようにサポートし、無事全員が開けることが出来ました!
難しいお箸に挑戦した子どもたちの姿から、畳に散らばる海苔とお煎餅カスが喜ばしく思えました。
急須は今までは補助付きで行っておりましたが、今回より補助無しでのお湯入れ!
時にはサポートをつけながら、こぼすことなく丁度良い量を入れることが出来ました。

【講師のご紹介】
阿部亜美先生
・茶道
宗徧流不審庵
鎌倉宗家直門紅月会在籍、正教授職
・書道
蒼墨書道会、準師範

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