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園からのお便り

音楽カリキュラムの共同研究:音楽のワークショップ「 りす組♪音との出会い」!」

♪♪聖心女子大学教授 今川恭子先生との「音楽カリキュラム共同研究 」♪♪
昨年度に引き続き、ナーサリールームベリーベアー東雲では、聖心女子大学教授 今川恭子先生との共同研究の一環として、きりん組(5歳児クラス)とのワークショップを年間を通して体験をしていきます。

本日はスペシャル企画!
今川先生と更に音楽の専門分野でご活躍のお二人の先生にもお越しいただき、1歳児クラスの子どもたちの音との触れ合いをたくさんたくさん学びました。


なんでも興味深々のりす組さん。まずは子ども達の様子を見ていただき、今川先生は自然にそーっと子ども達の輪の中に溶け込みます。
さて、りす組さん達の反応は?

ラップの芯が楽器に大変身!

日頃からラップの芯を遊びの中に取り入れているりす組さん。あちらこちらから♪トントン
♪トットトトと楽しい音が響きます。

子ども達にとって、ラップの芯は色々な物に変身します。
叩いて楽器になったり、「何が見えるかな?」と望遠鏡になったり、「何が聞こえるかな?」と耳に当てたり楽しい様子が見られました。

今川先生のラップ芯に ♪トントントン♪ コラボが実現!

 

 

「たいこ」の登場に子ども達が集まります

今川先生は、たくさんの楽器を準備してくださいました。
初めからすべての楽器を「はい、どうぞ」と子ども達の前に出すのではなく
子どもの様子を見ながら、何に興味があるのか、反応を見ながら、少しずつ楽器を
増やしていきます。
まずは、「たいこ」
1つから、2つ、そして3つと増やしていきます。
取り合いになってしまったり、お友だちが使っているのを横で見ていたり
自分も叩いてみたいなと思ったり、いろいろな気持ちが動きます。
そして、頭にかぶったり、たいこの裏側に入れないかなと足を入れようとしたり
子ども達の発想はとても豊かで保育士達もたくさんの発見がありました。

 

たいこのバチにも興味深々
「これはなんだ?」とバチにも興味を示す子ども達。
大事そうに持ったり、お友だちのバチとバチでトントンしたり
ラップの芯にバチをしまったり。。。

保育士が♪大きなたいこ、小さなたいこ♪と口ずさむとすぐに反応する子ども達
見て、聞いて、触って、子ども達の興味がどんどん広がっていきます。

カスタネット、タンバリン、鈴、トライアングル

少しずつ新しい楽器が増え、色々な音が部屋に響きます。
最後に皆で♪大きなたいこ、小さなたいこ♪の歌に合わせてトーントーンと音楽会を開きました。

「もう1回」とアンコールがあり、音と楽しむ子ども達の姿が印象的でした。

今川先生のコメント

終了後、子ども達の様子を振返りました。
「保育士さんが途中で♪大きなたいこ♪と口ずさんでくれましたよね。
普段から歌っているから、楽器が生きてくる。
真似てすぐに反応する姿が見られましたね。音が聞こえてくるといくつかの輪もできていました。
子ども達のおもしろい興味深い反応がたくさん見られました。」

今回は音を通して、保育が楽しくなる方法をたくさん教えていただきました。
これからクラスで少しずつ取り組み、子どもたちと楽しんでいきたいと思います。

 

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